今日は美味しいお蕎麦を食べました!
宮城には、蕎麦にまつわるこんな民話があります。
ある所にお腹をすかせた旅のお坊さんがおりました。
「お腹がすいたなあ!あの蕎麦屋で蕎麦でも食べるか」
お坊さんは蕎麦をサササッと流し込み、勘定をすませると、忙しそうに蕎麦屋を出ていきました。
「はー、今日中に山を越えるぞー!」
お坊さんが山にさしかかると、一人の老人が話しかけてきました。
「お坊さん、お坊さん、あんたさっき梺の蕎麦屋で蕎麦食ってたろ」
「いかにも」
「ぜんのゆは飲んだのかい?」
「いや、急いでいたので飲んでないが、なに…」
お坊さんが言い終える間もなく、老人はみるみる大きな鬼に変わり、お坊さんを片手で掴みあげ、お腹を割いて、さっき食べたばかりの蕎麦をズルズルと引き出し、近くの池で洗って美味しそうに食べてしまいましたとさ。
えんつこまんま。
地元には、鬼がお坊さんのお腹から引き出した蕎麦を洗ったと言われる赤茶色の池が観光名所となっています。
(もう埋め立てられてしまいましたがー!)
どんなに急いでいても、ぜんのゆ(蕎麦湯)だけは飲みましょう!!
でないとおっかない鬼に、せっかく飲み下した蕎麦を食べられちゃうぞ★


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